阿里山森林鉄路は登山鉄道5大工法のうち4種類の工法を使用

ループ線とスパイラルループ線

  • 登山鉄道はループ線とスパイラルループ線のレールで敷設されており、ループを何度も繰り返して海抜高度を上げています。 ループ線は円を描くことが、スパイラルループ線は同じ中心を何回もぐるぐる回ったり、別々の中心を不規則に回ることがその名前の由来です。阿里山森林鉄路は独立したらせん状のレールを通りますので、異なる高さから3回電車を見ることができます。

    ループ線とスパイラルループ線
  • 阿里山森林鉄路は独立したらせん状のレールを通りますので

スイッチバック

  • スイッチバック
  • 列車が斜面を登るとき、線路の角度を小さくするため、後背地の面積が小さいと、S字線とUターン線を使用することはできず、ループ線とスパイラルループ線を蛇行して敷設することもできません。ジグザグに階段を上っていくように山を登り、海抜高度を上げていくしかありません。一般的にスイッチバックは操車運搬量や車両速度に影響を受けるため、このような設計にせざるを得ません。阿里山森林鉄路のスイッチバックは、台湾国内では大変有名です。列車は第一分道駅を通過後スイッチバックに切り替わり、右往左往を繰り返しながら山を登ります。

    阿里山森林鉄路のスイッチバックは、台湾国内では大変有名です

特殊設計の登山列車

登山鉄道や森林鉄道はレールが平らでなかったり(Rough track)、カーブや急勾配(Sharp curve and steep grade)があったため、蒸気機関車の初期の時代、一般の列車の運行には適していませんでした。そのため、特殊設計の列車を開発しました。20世紀になる頃には大半を占めましたが、ディーゼルと電気が普及してからは利用されなくなりました。今日運行されている列車は、その多くが鉄道文化財の保護のために、復活して運行しています。

  • 特殊設計の登山列車
  • 蒸気機関車

S字線と180度カーブ

レールの角度を小さくするため、登山鉄道は山や渓谷の間を蛇行して敷設し、中には180度のカーブ(別名、Ωループ)もありましたが、高度を高くすることができました。これは世界の登山鉄道で地域を問わず最もよく見られる工法です。阿里山森林鉄路では、17.1km地点の竹崎から木履寮までの区間で、一般的な180度カーブを見ることができます。
(以上、阿里山森林鉄路の資料から引用)

  • S字線と180度カーブ
  • 一般的な180度カーブを見ることができます。
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